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野球の家庭教師~バイトマンのブログ~

野球の家庭教師をしながら生きている男のブログです。

中学から野球を始めた子がレギュラー獲ってきた話。

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  • 馴れ初め

 

僕が野球を教えている子の一人に、中学校から初めて野球を始めた子がいます。

 

6月に入る前くらいから教え始めたので、あと3か月で1年が経とうとしています。

 

その子のスイングを最初に見た時の正直な感想は、

 

「遅い。」

 

この一言に尽きました。

 

「レギュラー獲れるかな?」

 

最初のほうはそんな思いでいっぱいだったのを覚えています。

 

それくらい、同年代の子の平均的なスイングスピードとはかけ離れていました。

 

でも当たり前です。周りは小学校から野球を始めたのに対し、この子は中学校1年生から野球を始めました。

 

周りと比べて、約3年間の差があったわけです。

 

しかし、彼は他の子にはない才能を持っていました。

 

 

  • 彼が持っていた才能

 

 

彼が持っていた才能。

 

それは、「とても素直だった」ということです。

 

とにかく彼は素直でした。

 

僕が教えたことを、まずやるのです。

 

できるかできないかじゃなくて、まずはやってみる。

 

そして「できない」となったら、そこから「どうしてだろう?」と考える。

 

彼は最初からこのようにとても素直に、すぐ僕の言ったことをやってくれました。

 

なんで?を考えるのは、後で良いのです。うまくいっても、いかなくても、まずは自分でやってみる。

 

このステップが何よりも大事なステップであり、野球がうまくなる子の共通点なのです。

 

まずはやってみる。これができるのはやはりすごいことだとこの子は自分の身をもって証明してくれました。

 

 

  • 最終的に・・・・

 

 

結論から先に行ってしまうと、彼は3番ファーストとして、レギュラーを獲りました。

 

夏休みの練習試合でヒットを量産して結果を残し、そこからレギュラーとして、一試合目のスタメンに定着しました。

 

秋の大会でも、公式戦でタイムリーを連発し、優勝に貢献しました。

 

彼のスイングは、今ではその当時とは比べ物にならないくらい速いです。

 

打つ打球も鋭く、自分で教えていて驚くほどの成長ぶりでした。

 

今現在は、自分のウィークポイントはどこかを考えてトレーニングに励んでいるそうです。

 

 

  • 僕が思ったこと

 

 

僕が最終的に思ったことは、素直な子は本当に伸びるし、それは才能だということです。

 

素直さってものすごく大事です。

 

素直にまずは聞く。素直に、まずは取り組む。

 

そこから、

 

「なんでこれはダメなんだろう?」

 

「なんでこれはうまくいかないんだろう?」

 

と考える。

 

素直に聞いてやってみることがまずは大事なのかなと思います。

 

考えることはもちろん大事です。大事なのですが、一番最初に考えちゃうと、体が動きません。

 

体が動かないから、思うようにできない。そして、自分ができているかどうかよりも、何がダメなのかばかり考えてしまうようになります。

 

「どうしたらできるのか」

 

ではなくて、

 

「なんでできないのか」

 

ばかりを考えてしまうようになるんですね。

 

これではいけません。ついには思考停止してしまいます。

 

だから、最初はまずやってみる。

 

何事も、やってみる。

 

全てはやはりそこから始まるのだなと感じた朝でした。

バントができない?それって「できない」んじゃなくて、実は「知らない」だけじゃない?

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僕は大学に行っている傍らで、野球を子供たちに教えています。

 

これが結構楽しくて、自分の野球の経験を子供たちに伝えられるっていうのはすごく楽しいです。

 

そんな中で野球を子供に教えていて思うのは、

 

それってできないんじゃなくて、「知らない」だけなんじゃないの?ということです。

 

例えば、「バントができないんです・・。」って僕に教えてくれた子がいました。

 

「どうしてできないの?」

 

って聞くと、

 

「・・・・・。」

 

みたいな感じで黙り込んだんですね。

 

 

ちょっとの間待ってみると、沈黙の後に

 

「バントの時にヘッドが下がっているから・・?」

 

って一言言ってくれたんです。

 

「そうだよね。それも原因のひとつだよね。」

 

そう僕は答えました。

 

 

野球に限りませんが、スポーツの世界はとても奥深くて、何が正解とか、何がダメとかってあまりはっきりしていないと思います。

 

一般的には「これはダメ」って言われている打ち方だったりするのに、「正しい」って言われている打ち方よりもバンバンヒットを打っちゃったり。

 

だからこそ面白いと思うけど、野球は難しいのかなぁと思います。

 

だから、必要なのは正解を探すことではなくて、引き出しの幅を広げることなのかなと思いました。

 

さっきの男の子が言ってくれた、「バントができない」っていうのは、本人は「できない」と思っているけど、実はできないってことはないんですよね。

 

本当は「できる」んです。

 

だけど、その方法を知らないだけ。

 

バント一つとって見ても、膝を柔らかく使ったり、目線を下げないだったり意識しなければならないことはたくさんあるわけです。

 

バントが上手になるための練習法だってたくさんあります。

 

それなのに、「できない」なんていうことはありません。

 

それは、「知らない」だけだと思います。

 

 

本当に初歩的なことなんですが、なぜバントをするのでしょうか。

 

ランナーを先の塁に進めるためですよね?

 

それがバントをする一番の目的なわけです。

 

上手に転がらなかったとしても、不格好でも、ランナーが先の塁に進めばオーケーなわけです。

 

それなのに、綺麗にライン際にバントができないと、「バントができません」という。

 

おいおい・・・ちょっと待てよ??

となります。

 

今回はバントを例に出しましたが、意外とこういうことって多いはずなんですよね。

 

ヒットエンドランだって同じことです。

 

まず、ボールにバットを当てなければいけない。

 

そして次に、転がさなければいけない。

 

そしてできればそれはライト方向のほうがよい。

 

そこに対する、「なんで?」がないのに、「できない」というのはちょっと違うと思います。

 

 

 

自分がやってることに対する「なんで?」があれば、「できない」は「知らない」だっていうことがわかる。

 

そうすると、できなかったことが「できる」ようになる。

 

もっともっと自分自身も学んでいきたいなと思いました。

野球ノートを書かない息子さんがいる親御さんだけこの記事を読んでほしい。

野球ノート

 

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pyuiです。

 

最近家の掃除をしていたら、中学校の時に書いていた野球ノートが出てきました。

僕が野球を頑張ってきたことの証だし、この中にはたくさんの思い出と、悔しかったことがつづられています。

 

 

毎日の練習の後にこれを自分で書いていました。文章を書くことはこのころから好きだったのかもしれません。とにかく、自分が今日よかったところ、ダメだったところ、今日の練習で考えたことを書き出していました。

 

僕は前にも書いたことがありますが、市内超弱小チームから、県内で最も強いチームに入部しました。そんな僕が周りの上手な奴らに勝つには、「練習量」と、「考える」ことの2つがとても大事だったわけです。今回はその二つのうち、「考える」ことについて記事を書きたいと思います。

 

 

下手くそほど考えろ

 

僕は野球がへたくそです。フライはとれませんでしたし、ゴロも全然捕れませんでした。本当に野球のセンスがなかったんだと思います。でも、僕は3年生の時にレギュラーを取って全国大会に出場しています。じゃあ、野球がへたくそだった僕が、うっまくなることができたのでしょうか。

 

間違いなくそれは、「考えた」からです。僕は、下手くそだから周りができることが全くと言っていいほどできなかったんですね。周りからは「なんでそんなこともできないの?」といわれるくらい、当たり前のレベルのプレーができなかったんです。

 

当然、レベルが高くなるほど「当たり前」の基準値は高くなっていきます。僕の当時いたチームも、レベルが高かったので、当たり前のレベルはものすごく高かったです。

でも、僕は下手くそだから、なかなかその当たり前のことができない。

 

「なんで俺はみんなと違ってできないんだ?」「何が違うんだ?」そんなことばかり毎日考えていました。そしてその考えたことを毎日書いていたのがこの野球ノートだったわけです。

 

 

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野球ノートを書いたらうまくなる。

 

毎日、毎日、馬鹿みたいに野球ノートを書きました。言われたこと。よかったところ。ダメだったところ。なんで自分はこれができないのか。できるようになるためには何が必要なのか。それを毎日書きつづけました。

 

そうしていくと、段々と何が原因なのかわかってきます。そして、自分はどうすればそれができるようになるのかということについて本気で考えはじめます。そうしてくると野球はもっと面白いし、できなかったことができるようになってきます。

 

野球ノートは多くの気づきを与えてくれます。僕のすべての原点は野球ノートにあります。全国の野球小僧こそ野球ノートを書いてほしいと僕は思っています。

 

しかし、野球ノートを書くという行為は、書くことがあまり好きではない子にとってはなかなか苦痛です。普段書くことに慣れていないと、数行書くことすらままならない場合もあります。

 

そんな時こそ、お父さん、お母さんの出番です。僕がおすすめする本が1冊あります。

そっと、この本をその子に渡してみてください。

 

 

 

野球で打率が劇的に上がる考え方。

バッティング

こんにちは。pyuiです。

 

最近部屋を片付けていたら、中学生の時に書いていた野球ノートが見つかりました。

すごく懐かしい気持ちになりました。

そのうち、その野球ノートについても記事にしたいなと思っています。

 

 

さて、今回は打率が劇的に上がる考え方というタイトルでこの記事を書いています。

僕は大学で勉強をする傍ら、野球の家庭教師をしていますが、その時に全員に共通項として教えている考え方があります。

そのうちのいくつかをこれから紹介していこうと思っています。

 

 野球というスポーツは、ピッチャーが投げたボールって、絶対にフェアゾーンに打ち返さなければいけないスポーツでしょうか?そんなことはないですよね?

ピッチャーが投げたボールは、どこに打ち返してもいいわけです。

 

ファールゾーンに打てばファールになります。

フェアゾーンに打って、野手に取られなければヒットになります。フェアゾーンに打っても、ファールゾーンに打っても、野手にノーバウンドで取られたらアウト。

 

これは、野球をしている人であればほとんどだれでもわかるルールだと思います。

しかし、それを意識している人はどのくらいいるでしょうか?

 

おそらく、ほとんどいません。

なぜなら、全員がヒットを打ちに行っているから。ボールをヒットゾーンに飛ばすということが当たり前だと思っているんですね。

 

でも、そうじゃない。

フィールドは90度じゃなくて360度なんです。(自分の後ろ側の60度くらいは打つことが難しいので正確には約300度くらいだが)

ヒットゾーンが4分の1の90度であるというだけのこと。

 

それ以外は何もないわけです。本来はどこにでも打球は飛ばしていい。

どこに打ってもよいわけです。ファールボールだって、何球打ってもいいわけなんです。だってファールボールになってもまた打ち直しできるルールなんだから。

 

このような考え方ができるようになると、ヒットを打つのってすごく簡単なんですよ。

だってファールを打つほうが技術的には難しいから。

それに、ファールを打つ練習をしたほうが、バッティングって結果的によくなるんですね。無駄な動きしてると、狙ってファールにはできないからです。

 

バットの軌道(最短距離で出すということではありません)と、トップとボールの距離間であったり、そういうのって非常に大事なわけ。けど、そういうのってあんまり考えないわけ。だって、ヒットを打つことこそ正しいみたいな指導がされているから。みんなヒットを打つために練習しているのであって、ファールを打つために練習してるわけではないから。だからファールを打たせると全然できないから本人は考える。

 

「なんでこんなことをさせるんだ?」

「なんで前に打球を飛ばさせてくれないんだ?」

「そもそも、なんで俺はファールを狙って打てないんだ?」

 

となるわけである。

 

ここで初めて、本人は自分の頭を使ってかんがえる。

監督、コーチに対して受け身の、「クレクレ選手」からやっと脱却できるようになりはじめる。で、自分で考えた結果できるようになると、もっといろいろなことを自分で考えるようになってくる。

 

「なんで両手をつかってボールをとらなきゃいけないんだ?」

 

とか、

 

「なんで逆シングルで打球を捕らないで回り込まなきゃいけないの?」

 

とか。

 

こういうことを考える子は強い。

素朴な疑問を持ち、それを解消するために考え、練習する。

他の子がそんなことなんてしないのだから、どんどん伸びていく。

純粋な疑問を持つことを忘れていないだろうか。

 

打率が上がるヒントなんてたくさん転がっている。

要するは気づくか気づかないかの差である。

その「気づき」のためのヒントを与えられるようになっていきたいと思う。